【プーケットエレファントサンクチュアリ】ゾウのリタイアメントホーム

プーケットエレファントサンクチュアリ

2016年12月、プーケット北部タランにオープンしたプーケットエレファントサンクチュアリ。敷地面積30エーカー、南タイの病気やケガなどでリタイアしたゾウのためのリタイアメントホームです。ゾウたちは自然の中で治療を受けながらゆっくりと暮らしています。

その暮らしぶりを半日ツアーに参加して見ることができます。ゾウはどんな風に散歩をするのでしょうか? 仲間との関係性は? どんな所で遊ぶのが好き? ここには象乗りもないし、ゾウたちは休んでいる間に重い鎖を足に巻くこともありません。

この基金は土地を提供し、このサンクチュアリの取締役であるミスター・モントリと、世界的に象の救助者として有名な『セーブエレファント財団-Save Elephant Foundation』の創設者であるタイ人女性、ミス・レック、EARSアジア(Elephant Asia Rescue and Survival foundation)の創設者であるイギリス人のミス・ルイーズのパートナーシップによって設立されました。

このプロジェクトは、ミス・レックがチェンマイで成功させた『Elephant Nature Park』に沿ったものです。ミス・レックは、『セーブエレファント財団』の’Saddle Off’プログラムを通じて、ゾウを守るために、レスキューやリハビリのプログラム、エコツーリズムのオペレーションなどを通じて、地域社会を啓蒙していきました。10年以上にわたる不断の努力で、倫理的な観光とそれにあったプログラムについて学ぶために、彼女の財団に連絡するエレファントキャンプオーナーが増えていくようになったそうです。
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ゾウと人のかかわり

タイに生息するゾウは、東南アジアを中心に分布しているアジア象です。アフリカ象に比べて体は小さめで、寿命は60年以上。人を識別する高い能力をもつため、象使い一人に対して象一頭のペアで深い信頼関係を築きます。タイといったら、ゾウを思い浮かべるように歴史的にもゾウとタイは深いつながりをもってきました。

1989年に伐採業は違法となり、ゾウの主な仕事は観光業へと移行しました。観光業にもやはり影の面があります。たとえば、象乗りで人間が座るためのイス(それが鉄製であったりすれば)人間の重さを加えると、ゾウの背中には何百キロもの重みがかかります。それを日に何回も背負う疲労…。また、ゾウが人を背中に乗せるためには若い時に過酷な訓練が施され、本質的なゾウの精神も破壊されているということはあまり知られていません。

サンクチュアリに暮らすゾウたちの紹介

ここで暮らすゾウは現在6頭で、すべてメスゾウです。かつて伐採の仕事や、象乗りなどで働き、高齢やケガなどでここに引き取られてきました。

  • Geaw Ta-ゲオタ (55歳)目ガ見えない
  • Baan Yen-バーンイェン(50歳)お尻に重症のケガ。痛みのため、眠れない日々を送っている。繁殖によるケガの疑いがあるらしい
  • Dok Gaew-ドックゲオ(68歳)最年長。肘にケガ(骨折)
  • Kanika-カニカ(34歳)運搬業からエレファントキャンプへ。Madeeと共にプーケット南部のエレファントキャンプから引取。ボス的存在
  • Madee-マディー(60歳)Kanikaと共にプーケット南部のエレファントキャンプから引取。Kanikaが大好き。
  • Nadia-ナディア(18歳)股関節のケガで一時預かり中。
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そして自分はゾウかも?と思っている、エレファントトレッキングのキャンプ生まれのパンダ(犬)。いつもゾウたちと一緒に散歩にでかけ、犬が食べないような草の茎みたいなものも食べていたので、もしかして、ゾウの自覚があるかも?!です。

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ゾウの生活を眺める、半日ツアー

サンクチュアリに行くためにまずはタランにあるカフェに集合し、そこからサンクチュアリに向かいます。(道はラフで個々で行くことはおすすめできません)。現地に到着すると、まずはゾウの実情や見学の際の注意事項をビデオで見ます。朝食として、ドーナツやクッキー、コーヒーなどが用意されています。

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ビデオを見た場所(昼食会場)のそばにゾウたちがやってきます。スイカ、バナナ、パイナップルが満載されたカゴから、ゾウたちに餌やりを体験します。

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その後はゾウたちの散歩につきあって(一定の距離を保って)一緒にぶらぶらします。ゾウたちが池で気持ちよさそうに泳いだり、KanikaがおばあちゃんゾウのDok Gaewに「こっちにおいで!」と呼ぶトランペットのような声を聞いたり、大好きな泥の中で遊んだり、そんな姿を眺めます。

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ぶらぶら散歩で、池での水浴びを見た後は、ツアー客だけ戻って昼食。ベジタリアンフードですが、これがとても美味しかったです。昼食を食べながらも池のそばにいるゾウたちの姿が眺められます。

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ツアーに参加して

ゾウの1日はまず、投薬やキズの手当て(朝昼晩)、ぶらぶらしながら、各ゾウに合わせたメニューのごはんを食べ、12時に投薬やキズの手当て、4時にナイトシェルターにもどって朝まで過ごす、というスケジュールだそうです。その間に約半日、見学客が訪れます。

ここにいるゾウたちは目が見えなかったり、いろいろな問題を抱えていますが、ゆっくりと自然のなかで暮らす姿は、なぜか私たちの心を平穏にさせてくれます。そしてフレンドリーなガイドさんがゾウの好きな場所を教えてくれたり、生活ぶりを話してくれます。犬のパンダは小川に入ったり、自由自在に振る舞いながらも、ツアーをしっかり遂行しています!観光業ばかりのプーケットにこんな癒やしの場ができたことはここの住民としてもとても喜ばしいことだと思っています。
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プーケットエレファントサンクチュアリでは每日、午前10時~午後2時までの半日ツアーを開催しています。ウエブサイトFacebookから予約できます。ツアーは英語ですので、プーケットウォークでは1グループ(10名)につき、通訳をアレンジいたします。予約のお手伝いが必要な場合も問い合わせよりご連絡ください。(17/2/2017)

ツアー中の注意事項

  • ゾウが急に動き出したらよける
  • ゾウの前、後ろ、横にいない。ガイドの指示に従って一定の距離を保つ
  • エサをあげるときは、身体に触れない。口にはあげず、鼻にあげる
  • 日焼け止め等をつけた手でエサをあげない。手洗いをすること。
  • 大きな声を出したり、急な動作を取らない。
【ツアーに持参するもの】
●パスポートのコピー(保険のため)海外旅行保険への加入を推奨
●サングラス
●日よけのための帽子や日焼け止め
●虫除け
●靴下(当日長靴を履くため)
※地域住民の習慣を尊重して袖のあるTシャツ、ロングパンツ着用
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