ビーチもショッピングも徒歩圏内!グランドメルキュールのフラッグシップホテル。
「パトンにいるよう気がしない」、そんな印象を持ったホテルでした。グランドメルキュールはフランス系アコーグループの5スターホテルで客室数は314部屋。ホテルはオープンして1年4ヶ月と真新しさが光ります。グランドメルキュールは地元の食材や文化などを積極的に取り入れ、地元コミニュニティとのつながりを大切にするというコンセプトをもったホテルだそうで、ここはグランドメルキュール世界第1号ホテルであり、フラッグシップホテルでもあるそうです。
すべてが真新しく、コンセプトに基づく様々なアイデアや滞在客にやさしいサービス、それにアウトレットも多彩で、1泊2日の滞在でしたが、今までのパトンにはないテイストがあって、とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。
ホテルの場所は200ピーロードとサイコーロード(ジャングセイロン裏の道)を繋ぐ道にあり、ビーチまでは徒歩で約5分。ジャングセイロンまでも徒歩約7分。便利な場所にありますが、シービューは臨めません。でもプールを囲むように客室棟が建っているので、外部の景色は遮断され、グランドメルキュールという楽園を形成しています。編集部は最上階のスーペリアスイートに滞在しましたが、部屋から見る眼下の眺めはリゾート感があり、夜はロビーから突き出たサラ(タイ風東屋)も素敵にライトアップされてとてもキレイでした。
宿泊予定日と人数を添えて下記メールアドレスにメールすると、グランドメルキュールからプーケットウォーク特別料金が提供されます。
2018年10月31日まで。メールはこちら。⇒ h8109@accor.com
暑い午後におすすめ!パッショネイト@カフェ『Chou Chou』
ローシーズンとはいえ、ホテルはたくさんの宿泊客で賑わっていました。まずはチェックインを済ませ、ホテルのスタッフに客室や各施設を案内していただきました。一休みを兼ねて、ロビーそばにあるカフェ『Chou Chou-シュウシュウ』に行ってみました。カジュアルな雰囲気で、棚にはプーケットのお菓子やお土産品も並んでいます。ここで売られているパンは地元でも美味しいと評判です。
シグネチャーといわれるパッショネイトをいただいてみました。パッションフルーツ、パッションフルーツティー、パッションフルーツソルベというパッションフルーツ尽くし。暑い日にはこのパッッションフルーツの酸味がたまりません。
それから店おすすめの『モカート』も注文。アイスエスプレッソ、チョコレートアイスクリーム、ホームメイドキャラメルという濃厚なスイーツで、こちらはチョコレート好きにはおすすめ。2つともプーケットではお目にかかったことがありません。宿泊していなくてもちょっと寄ってみたいカフェです。ちなみに19:00以降はハッピーアワーでベーカリー商品が50%オフ!カフェは21時まで営業。
スーペリア・スイートに滞在!タイコンテンポラリーデザインの客室。
さて、泊まったスーペリア・スイートは66㎡。カジュアルなタイコンテポラリーデザインのお部屋です。バルコニーにでて見るとこのホテルの全景が見渡せたました。真っ青な長方形のプールを囲むように客室棟が建ち、所々にターコイズカラーのビーチパラソルが置かれています。
1階はデラックスプールアクセスの部屋になっていて、超人気らしく、家族連れで満室のようでした。大きなプールとの間に仕切りがあるので、プライベート感は保たれています。スイムアップバーでくつろいでいる女性、浮き輪で遊ぶこどもたち、ビーチベットで昼寝する人、比較的若い人たちが多いようです。
さて、お部屋を見渡すと、40インチのテレビ、ソファ、ミニバー。エスプレッソマシーン(スイートクラス以上)もあります。テーブルにはホテル内各所で見られるプルメリアとポンポンが飾られています。部屋全体は白を基調にホテルのカラーである紫がアクセントに効いていて、おしゃれな感じ。エスプレッソマシーンでコーヒーを飲んでみましたが、美味しかったです。リビングはそう広くはありませんが、二人では十分。ベッドはキングサイズ。女子二人なのでデュべをもう1枚リクエストしました。バスルームとの仕切りは曇ガラスの戸ですが、オートでスクリーンも下ろすことができました。
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バスルームは広々で、ちょっと優雅な感じがする設置式のバスタブ。お湯を張ってゆっくりくつろぎました。シャワーは備え付けがありますが、どうも水がバシャバシャはねそうなので、シャワーはシャワーブースで浴びました。アメニティのバスジェルやシャンプーはオーガニックで、こちらのスパで使用しているもの。レモングラスの香です。とても気に入りました。こういう細かいところで癒やされちゃいますね~。ベッドはふかふかで、やっぱり新しいホテルはいいなあと思います。
プーケット地元料理や創作料理でグルメ満喫@Bubbles
夕食前にはホテルのロビーにあるサラでいまや夏の定番、モヒートをいただきました。ハーブの宝庫タイならではでフレッシュミントがいっぱい!ベースのラムは在住フランス人がプーケットのサトウキビで醸造したチャロンベイというラムを使っているそうです。友人はブラジルの代表的なカクテル・カイペリーニャのグランドメルキュールオリジナルを注文。ジンジャーとチリにチャロンベイラム。辛いのか?と思いきや、ジンジャーとチリの風味は軽いです。なんか真夏の夜の始まりという感じです。
さて夕食はプールそばにあるバブルスレストランで。タイ料理から地中海、インターナショナルまで揃っています。私たちがいただいたのは、まずはタパス3種( 580B)。『アヒツナのタタキ ブラックペッパー仕立て。マヨわさびソース添え』『イイダコのスパイシー煮とオーブン焼きしたオニオンと共に』『エビのチョリソー巻きソテー』。素材はもちろん、味覚的にも新鮮でした。
友人が大絶賛したのはプーケット料理の代表、カニのカレー&ビーフン麺。ホテルのオーナーのレシピだそうです。辛さもちょっぴりで、ココナッツミルクが適量で軽い仕上がり。大きなカニ肉がボコボコはいっていました。
その他、イサーン料理であるラープチキン(ハーブと肉類のサラダ)とエメンタルチーズを詰めた揚げ春巻き、同じくラープのポークをはさんだハンバーガー。バンズにはコブミカンの葉が練りこまれ、ラープには欠かせない荒く挽いた炒り米がトッピングされています。これもお肉が美味しく、さっぱりの味付けが食欲を進ませました。
ちょうどシェフが挨拶にでてきてくれました。イケメンタイ人でクォーター風の顔立ち。海外経験があるそうで、やっぱり料理が洗練されていると納得です。彼のおすすめで最後にデザートはパイナップルカルパッチョを。若めのプーケットパイナップルをできる限り薄くスライスし、パッションフルーツにつけこむこと一晩。マンゴーアイスクリームと共にいただきます。味もさることながら、お皿にデコレーションされたフルーツとゼリーがめちゃくちゃ可愛くて、こんな繊細なデコレーションがタイにもあるのかと感激しました。値段もネット料金で200~300B台と利用しやすく、オールデイダイニングなので、気軽に試してほしいレストランです。
世界のクラフトビールが150種類が集合!@Craft Beer Lounge
食後は、お酒大好きの友人が一番楽しみにしていたクラフトビールラウンジへ。日本もクラフトビール人気ですが、プーケットでもその人気はじわりじわり。ですが、いかんせん種類は圧倒的に少ない。
驚くべきことに、こちらではタイ国内と海外(アメリカ・ドイツ・ベルギー・日本など)からのクラフトビールをなんと150種類揃えているんです。探すのが難しいといわれている修道院のビールなどもありました。ドラフト生ビールは2種類ありました。
私は大好きなベルギーのフルーツビール、Stassen Raspberry(220B)。ラズベリージュースみたいですが美味しい。それから友人とシェアして、日本の常陸野ネストビールをいただきました。真っ黒で見た目も後味もエスプレッソ風。飲んで見ると意外に飲みやグランド メルキュール プーケット パトン 口コミ クラフトビールすかったです。いつまでも冷たく、ということで、木のアイスバケツに入れてサーブしてくれました。シェアしたいとお願いすると、小さなグラスも用意してくれました。
友人はさらにデンマークのIPA(香りはライチー、後味の苦味が強いがすっきり 350B)。 ベルギーの生ホワイトビールLimburgse Witte。フルーティーで、軽い口当たり。飲みやすい( 1/2 Pint 200 B)、とのコメントもつけて、大満足のようでした。
それからこのクラフトビールラウンジ、オープンエアーなのですが、エアコンも付けられていて、とっても涼しく寛げます。時間によって生バンド演奏も入ります。
やはりフランス系アコーグループ!朝食も美味しい!
朝食ビュッフェは夕食を食べたバブルス。ちょっと遅目に9時過ぎに行きました。びっくりしました。席は屋内のエアコンルームと屋外席がありますが、屋内は入るのに列をなしていました。こんなの初めて!そして宿泊客が意外にホテルでのんびり派が多いんだと実感。私たちは屋外席にしました。
ビュッフェはアジア料理はエビ粥、バミーナームチキン、チャーハン、白米、野菜炒め、焼きそば、チキンジンジャー炒め、ソバ、海藻サラダのせまき寿司、飲茶。
コールドカットはハム各種、サラミ、フランス風サラミのソシソンセック、そして白身のスモークフィッシュ(これおいしかった)。
サラダも充実していて感激です。生野菜、グリークサラダ、トマトとモッツアレラチーズのペストドレッシング、ハムス、タブレット、サジキ(ギリシャのヨーグルトソース)など。
それから卵料理とサイドディッシュは、卵料理各種、ベーコン、ポークとチキンのソーセージ、ハッシュポテト。もちろん、その場で作ってくれます。
アラブ料理も少々。パン類も充実して、パンオショコラ、クロワッサン、アーモンドクロワッサン、デニッシュ各種、ロール、バゲット、食パンなど。クロワッサン、やっぱりおいしかったです。
フルーツも観光客には珍しい、季節のロンコンやロンガンもありました。ヨーグルトやライスプリン、パンナコッタなどもあり、ほんと種類が多くて、一度では全然食べきれません。
気になるアクティビティやうれしいサービス
【スパ】Ryn Spaはトリートメントルーム5室で、フットマッサージ用のエリアもあります。タイマッサージ1時間700Bとホテルにしてはかなりリーズナブル。トリートメントオイルは誕生月別によるエレメントの4種類で選びます。そのうえ、宿泊客には30分無料クーポンというのが提供されています。
【タイクッキング教室】雨の日やお料理好きにはおすすめのタイクッキング教室も半日、1日コースがあります。1日コースではラワイのさかな市場に魚を買いに行き、お昼をビーチ沿いで食べてホテルに戻り、夕食をクッキングするという珍しい趣向です。宿泊客以外も予約すれば参加できます。
【パトン、タウンへのシャトルバスサービス】
最後にうれしい心使いを感じるのが1日6回のシャトルバスサービス。
パトンビーチ(バナナウォーク前)とショッピングセンター・ジャングセイロン、タウンのセントラル・フェスティバル(12:15、16:15出発)への送り。土日のウイークエンドマーケット(片道一人100B)へのシャトルもあります。
【ハイティー】プールビラのゲストがチェックインするグランドクラブでは、デラックスルーム以上の部屋の宿泊客はハイティーの無料サービス(11時〜17時)がうけられます。
短い滞在でしたが、ホテルで楽しめることがたくさんありました。特にグルメはパトンの街でも経験できない料理や飲み物もあることに感激しました。やはりフランス系のアコーグループ、ヨーロッパ系のホテルというのは、食べ物がおいしいです!
プラス、ちょっとしたところにフランス風な色使いやデコレーションがあったり、おしゃれな雰囲気も感じられました。そしてフラッグシップホテルだけあって、様々なアイデアと若々しい雰囲気で楽しめるホテルだと思いました。(2015年7月取材)
ホテルデータ
ホテル名 グランド メルキュール プーケット パトン(Grand Mercure Phuket Patong)
ロケーション パトンビーチ 1 Soi Rat-U-Thit 200 Pi 2, Patong, Kathu, Phuket
ホテルタイプ ホテル&ヴィラ
ウエブサイト http://grandmercurephuketpatong.com/
TEL 076- 231999
客室タイプ
スーペリア、デラックスプールアクセス、スーペリアスイート、デラックス・スイート、1ベッドルームヴィラ、2ベッドルームヴィラ
客室内設備
40インチTV、ウォークインシャワーまたはバスタブ、ソファ、セーフティーボックス、ミニバー、コーヒー・紅茶、衛星テレビチャンネル、無料WiFi
施設とサービス
プール、キッズクラブ、フィットネスセンター、スパ、公共エリア無料WiFi、ツアーインフォメーション、コンシェルジェサービス、ビジネスセンター、パトン・タウンへのシャトルバス、レストラン、ビアラウンジ、スイムアップバー、デリ、24時間ルームサービス
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