プーケット ダイビング 基本情報

アンダマン海の魅力からダイビングに関する素朴な疑問FAQ
アンダマン海、初めてプーケットを訪れる方には耳慣れない地名です。実際、僕もそうだった。プーケットを抱くように広がるこの海域はアンダマン海と呼ばれています。ダイバー達の間でも世界的に有名なこのスポットは、一言では表現できない魅力を持っていますが、敢えていうなら驚くべき魚影の濃さ、種類の多さです。
でもよくお客さんに「透明度がいまいちですね」とか言われるんだけど、それはホレ、僕はこう答えるのです。「本土のマングローブから流出する大量のプランクトンは魚たちにとってのパラダイス。一概には言えないけど、魚の量と透明度は反比例してるんですね。」
もちろん僕だって人並みに、スコーンと50mくらい抜けてる海に潜りたくなることもあるけど、魚が少なく飽きませんか? だったらプールで良いじゃない。やっぱり海には魚でしょ。
自分の顔スレスレをまったく気にせず泳ぎ去る魚達の群れ!群れ!群れ!どうですか、あなたも一度こんな海を覗きに行きたくなったでしょ?
(注)潮周りや天候により、場所によってはスコーンと抜けることもあり。
KYO HIRAKAWA
初めてダイビングする人の心得
- ダイビングの前日は飲酒は避け、十分睡眠を取りましょう。
- 風邪をひいたら無理は禁物。水中で耳抜きができない場合もあります。
- 既往症のある人は、前もってインストラクターに相談しましょう。
- コンタクトレンズを装着してのダイビングも可能ですが、前もってインストラクターに相談しましょう。
ダイビングFAQ
Q : 「コンタクトレンズを装着したまま潜れるか?」
A : 潜れます。ただ問題になるのはマスクの中に水が入ったとき。目をつぶって水を抜くようにしましょう。ただしハードは落としやすい傾向が。ショップによってはレンズ入りのマスクも用意してあります。
Q : 「泳げない人も潜れるか?」
A : 体験ダイビングの場合も基本的には泳げたほうがいいですが潜ることはできます。フィンとマスクを装着することによって泳ぎもラクになります。
Q : 「いろんな海で潜ってみたい!」
ライセンスをとりましょう! プーケットでは日本人インストラクターが教えてくれてコースは3~4日間。潜る場所(ビーチ・島など)によっても費用が変わります。
Q : 親子でプーケットへの旅行を計画しています。プーケットはこれから雨季ときいていますが、ダイビングにトライすることはできるでしょうか。ダイビングは未経験なのですが、親子で怖くなくて気軽にできるコースというのがあったら教えてください。
A : 初めて水中世界を体験しようと考えている方には日帰りでのラチャヤイ島での体験ダイブをおすすめします。とても安全で楽しく取り組める最初の1歩のコースです。ダイビングにはちょっと不安な方はスノーケルツアーに参加して見るのも良いのでは・・。
どうしても体験ダイビングまではちょっと不安があるし、水にもストレスがあり、水中世界にもう1歩勇気を出せない方には『お魚体験ツアー』がおすすめです。これは担当インストラクターと一緒に1対1で両手をつないで水中世界を覗いて見るコース。深度も1M~1.5M前後と非常に浅く、実際にスクーバ器材を背負って水中で呼吸をしながらたくさんの魚達と一緒に戯れる! それは素晴らしく想像を超える世界です。
担当インストラクターは全てもちろん日本人です。ゆっくりと皆さんのペース配分を守り時間の許す限り水中世界を楽しみます。お子様から御年寄りの方まで安全に水中で世界を楽しむことが出来ますのでこの機会に是非チャレンジして見ては??
カタダイビング
Q : PADIダイビングセンターとか5スターセンターとかありますが、どういう違いがあるのでしょうか。
A : PADIとはアメリカで生まれた世界最大のスキューバダイビング教育機関です。世界中で約3500店のダイブセンター、さらに1000カ所を越える提携リゾートをもち、世界中どこででもダイビングのレベルアップができます。
PADI ダイブセンター は器材レンタルや販売、ダイビング講習を開催できるダイビングセンターをいいます。PADI 5スターダイブセンターはPADI ダイブセンターであることに加え、定期的に安全な空気を使用しているかのエアー品質チェックが行われ、また海岸清掃やサンゴの保護など地域貢献に参加していることをPADIが認めたダイブセンターをいいます。
PADI 5スターキャリアディベロプメントセンター(CDC)はPADI ダイブセンターの中で最高ランクのダイブセンターです。オープンウォーターからプロフェッショナルダイバーまで 数多くの講習を開催できます。
ライセンス取得 オープンウォーターコースにトライ!
ダイビングするためのライセンスの一段階目がオープンウォーター。取得料金は各ショップによって異なるが10,000B前後。この料金には受講料、教材費、器材レンタル、認定料などが含まれている。健康な12歳以上であれば誰でもOK。既往症のある人は健康診断書が必要な場合もあるので、事前にショップに相談しておこう。
〈コースの日程と内容〉
- ショップによって3~4日間
- 学科講習と学科テスト: ビデオや教材を使ってダイビングについて勉強
- プール(限定水域)講習: ダイビングに必要なスキルを勉強
- 海での4ダイブ: プールで習ったスキルを海で。最後は楽しいファンダイブ!
〈受講生の感想〉
「最初にぶ厚いテキストを見たときはどうなることかと」「2日目のプールしんどかった!」「耳抜きできなくて」「ここ数年、水に顔をつけることもなかった」「講習中に、急に水が怖くなってしまった」・・・不安いっぱいでスタートした講習生達のつぶやき。
明るく辛抱強く教えてくれるインストラクターに支えられ、「海洋講習はとても楽しかった」「まるで水族館の中に入ったよう」「ライセンス取れてメチャうれしい!」などと講習が終了すると感動体験に変わる人が多い。 さあこれからは“自立したダイバー”になってガンガン潜りまくろう!
雨季にも潜れるダイブサイト
- ラチャヤイ イーストサイド
透明度もよく、枝サンゴのリーフが続く。 - シャークポイント
地形がおもしろい。美しいソフトコーラルとレオパードシャークに会える。 - ピピ島
ウォールに咲き乱れるソフトコーラルが美しい。魚影も濃い。