コーラル島とピピ島 夏休みはどっちがおすすめ?

コーラル島とピピ島、どちらに行くか迷う人が多いので、2つの島をいろんな要素で比較してみました
コーラル島とピピ島、どっちの島がいいですか?という質問をよく受けます。どちらもプーケットからの離島ツアーとして不動の人気を誇る島なので、楽しく過ごせることには間違いありません。でも、どこに楽しむポイントを置くかが違うので、季節、プーケットからの距離、島での過ごし方、島の施設などから比較してみたいと思います。
雨季と乾季で2島を比較
プーケットでは雨季が5月~10月、乾季が11月~4月というのが通常です。雨季でも特に雨が多いのが9月。それでも1日中雨がシトシト、連続して降り続けることはそんなに多くはありません。また雨季に入る時期や終わりが近づくと、雷雨が多いのも特徴です。
実はコーラル島は雨季におすすめといわれている
その理由は、雨季の間は偏西風が吹くため、西側を向いているプーケット島の主なビーチは西風の影響を受け、波が高くなり、しばしば遊泳禁止になります。コーラル島はビーチが東側を向いているため、雨季でも海が穏やかで、スノーケリングやマリンスポーツが楽しめるのです。逆に乾季は東から風が吹くので、意外に波立つこともあります。
写真:http://www.bananabeachkohhey.com
雨季はピピ島に行くまでの海が荒れ模様
ピピ島も雨季の間でも穏やかなビーチ(ローダラムやレムトーンなど)があります。行ってしまえばあまり問題ないというのがピピ島。問題なのは行くまでの海。乾季ならスピードボートで45分ほどで到着しますが、雨季は波があるので、そのときの状況により時間がかかります。船酔するとか、腰が悪いなどがある場合は,スピードボートはあまりおすすめできません。
プーケットからの距離
ピピ島はプーケットから西に約40キロ。コーラル島はプーケット南東沖約10キロにあります。スピードボートならピピ島は約45分(乾季)、コーラル島は約15分となります。
島での過ごし方
各種マリンスポーツを楽しめるし、ビーチでのんびりも過ごせるコーラル島
コーラル島はマリンスポーツが楽しめる島としても有名です。スキューバダイビング、スノーケリング、シーウォーカー、バナナボート、パラセイリングと幅広く楽しめます。ダイビングは初めての人もできる体験ダイビングも人気。ツアーに参加すると、スピードボート+ランチが込みになっていて、マリンスポーツはオプションで楽しむのが一般的。 マリンスポーツの料金は
写真:http://www.bananabeachkohhey.com
コーラル島のビーチは東側を向いていて、ふたつのビーチがあります。大きくて、メインといわれるビーチと小さなバナナビーチと呼ばれるビーチがあります。両者は歩いて行き来することはできません。メインのビーチにはレストランが数軒とトイレ、シャワー、ロッカーなども完備しています。ビーチの中央部は団体客が多いため、非常に賑やか。それでもバナナビーチ寄りのリゾートがある周辺は静か。
もうひとつのバナナビーチは、こじんまりとしています。レストランは1軒で、ちょっとおしゃれな雰囲気です。トイレ、シャワー、ロッカー完備。こちらでもマリンスポーツは楽しめますが、全体的に静かなので、のんびり過ごしたい派にとくにおすすめです。要はアクティブにもまったりにも、両方楽しめるのがコーラル島です。
バナナビーチへのツアー料金
写真:http://www.bananabeachkohhey.com
きれいな風景や海は楽しめるが、全体的に忙しいピピ島ツアー
ピピ島の日帰りツアーはのんびりするというよりは、特にスピードボートで行くと、ピピ島周辺の各所でスノーケリングを楽しみながらアクティブに過ごすのが主流です。ランチはピピ島に上陸していただきます。中型船で行くと、スノーケリングには別船で連れて行ってくれます。やりたくない場合は上陸して自由に。その後はランチ、そして2時間ほどの自由時間があります。トンサイ湾周辺にはお土産やさんやレストランなどいろんなお店もあります。
船に乗っている時間が長めなのがピピ島ツアーですが、周辺の景色はプーケットとは違い、神秘的な雰囲気があるので、やはり魅力的な島です。※2018年6月1日からマヤベイ、ローサマベイの環境保護のため立ち入りが禁止となり、ツアー内容が変更されています。
通年を通してどちらも人気の島ですが、夏休みは雨季なので、天気予報に注意して、天候が崩れて突風が吹いたり、波が高いなどの荒れ模様のときは近場のコーラル島がおすすめです。特に日本人には静かなバナナビーチがおすすめ。ピピ島に行くなら、こちらも天候によりますが、高齢者や幼児、船酔いするなどの場合は中型船の利用をおすすめします。所要時間は約1時間半です。その時の状況に合わせてプランニングしましょう!