9月28日から!プーケット ベジタリアン フェスティバル2019

プーケット ベジタリアン フェスティバル

2019年のプーケットベジタリアンフェスティバルは9月28~10月7日の開催となります。タイ語でキンジェーと呼ばれ、ジェーとは菜食意味します。プーケットのキンジェーはタイ最大といわれています。祭りが始まる少し前から中華廟の近辺の道路には『九皇大帝』と書かれた黄色い旗がはためき、スーパーマーケットやデパートでも菜食コーナーができ、島中が祭りの中にあるという雰囲気になります。祭りの期間中、信者は白を着用し、菜食に徹し(最後の3日間コースもあり)、十戒を守ります。

この祭りの魅力は21世紀というこの社会で神が降りるというスーパーナチュラルな世界とショッキングな光景が繰り広げられること、そして期間限定で工夫を凝らした菜食を楽しむことができるということです。プーケットは田舎のためか、白装束の人ばかりになりますが、こんなことバンコクではないそうです。どっぷりお祭り、というのも楽しさを倍増させます。

ベジタリアンフェスティバルの起源

ベジタリアンフェスティバルは中華系タイ人が信仰する道教の、神格化された北斗九星「九皇(キューオーン)大帝」のお祭りです。その始まりは、今から約200年前、プーケットが錫鉱で栄えていた頃、旅回りの中国歌劇団が得も知れぬ病気にかかり、彼らは神に祈りを捧げ菜食を続けると、皆完治した。それを知った住人たちが菜食の習慣を始めたというのがその起源といわれ、毎年陰暦9月に9日間開催されます。

祭りの主神『九皇(キューオーン)大帝』とは

九皇大帝のイメージ(像)は存在しません。九皇大帝を祀る中華廟には九皇大帝の部屋があります。その扉は通常は閉められていて、祭りの期間中だけ開けられ、お参りをした信者のみがそこに入ることができます。町中を行列する際に使用される九皇大帝のための神輿も用意され、神輿が通る際は派手に爆竹が鳴らされます。九皇大帝は海の神様とされていますが、一説によれば逃げ出した明皇帝の息子を救った九人兄弟の霊が、九つの香炉に入って海を漂っているともいわれているそうです。
プーケット ベジタリアン フェスティバル

祭りの中心となる4大中華廟

プーケットはタイの仏教寺よりも道教の中華廟のが多く、ベジタリアンフェスティバルの各種儀式を執り行う中華廟は25社あります。中でもベジタリアンフェスティバルの発祥といわれているのがカトゥのKathu Shrine。プーケット最大の氏子をもつのがタウンのJui Tui shrine(チュイトゥイ)、そしてBang Neaw shrine(バンニャオ)、タランにあるTha Rua Shrine(タールア)が4大中華廟といわれています。祭りの間、最も賑わうのがオールドタウンにあるチュイトゥイで、菜食の屋台も一番多く軒を連ね、マーソンの行列や儀式の規模も最大規模を誇ります。
プーケット ベジタリアン フェスティバル
ベジタリアンフェスティバルの発祥といわれているカトゥ。
プーケット ベジタリアン フェスティバル

祭りのハイライト

祭り初日には九皇大帝及び道教の最高神といわれる玉皇大帝をお迎えするための大きな竹のポールが神社内に立てられ、每日様々な儀式が執り行われます。儀式にやはり異様な」雰囲気があるため、見ていてるだけでも興味深いものです。数々の儀式の中でも、観光客もたくさん押し寄せるのがストリートプロセッション。今年の主な寺のスケジュールは以下です。

ストリートプロセッション(行列)スケジュール

  • 10/13 Tha Rua Shrine
  • 10/14 Bang Neaw Shrine
  • 10/15 Jui Tui Shrine
  • 10/16 Kathu Shrine


各神社から出発し、プーケットタウン・サパンヒンまでの行列。道教の神々が降りたとされ、苦行により鉄串やいろいろなものを身体に刺したマーソンたちと神輿の行列が続きます。行列の様相はかなりショッキングなもののため、奇祭ともいわれています。
キンジェー@プーケット
プーケットベジタリアンフェスティバル
加えておびただしい爆竹。音は大きければ大きいほど、邪悪なものを寄せ付けないということで、この爆竹にもビビることしばしば。特に九皇大帝の神輿が通るときは爆竹も最高潮。辺り一帯が真っ白に煙り、行進を見るのも決死の覚悟です。マスクと耳栓があると便利です。道沿いの家ではお供物をだし、神であるマーソンに手をあわせます。。供物はマーソンに取ってもらえると幸運とのことで、その供物をまた信者たちに配ります。
ここでマーソンについて簡単に説明すると、マーソンは信者ですが、祭りの間その身を神に捧げた人たちのことで、『神々の馬』という意味を持っています。観音様、孫悟空などから動物や老人、赤ん坊を思わせる振る舞いをするマーソンなどもいますが、それはそういった神が入ったとされています。マーソンはトランス状態にあるためか、常に首を振り、目はどこか別の次元を見ているかのようです。
プーケット ベジタリアン フェスティバル
自らに課す苦行として、金串やら様々なものを頬や身体に突き刺しますが、痛みはないといわれています。実際、金串を抜いた後のマーソンを見たことがありますが出血もたいしてなく、傷口の小ささにもびっくりしました。
プーケット ベジタリアン フェスティバル

マーソンによる刃が付いた梯子上り

プーケット ベジタリアンフェスティバル
神社の屋根よりも高い刃のついたハシゴを上る苦行です。

マーソンと信者参加による火渡り



マーソンと信者による火渡り。ゆっくりと火の上を歩くほど称賛されます。主なスケジュールは10/4 Jui tui shrine, 10/6 Bang Neow shrine ,10/7 Kathu Shrine
その他のスケジュールはこちら。

ベジタリアンフードを楽しむ

普段食べている料理やお菓子などを工夫して菜食にアレンジ(ジェー)したものが売られています。見た目も味も肉もどき、魚もどきなど、動物性タンパク質のおかずはこれ本当にジェー?と疑ってしまうほどの味もあり、プーケットの菜食の歴史の古さにも感動させられます。菜食は刺激物であるチリやニンニクも使用禁止。お腹もすぐ空いてしまうため、甘いお菓子類も多く出ています。そのため、菜食により身体は軽く感じますが、ダイエットにはなりません(笑)
菜食屋台がたくさん出るのは前述したチェイトゥイをはじめ、ロビンソンデパート近くのバンニャオ、サムコン中華廟など。
プーケット ベジタリアンフェスティバル
プーケット ベジタリアン フェスティバル

プーケット ベジタリアンフェスティバル人気のタイ料理カパオもジェーになります。
プーケット ベジタリアン フード
魚もどきもあります。味も魚。

ロティはイスラムのおやつだけど、この際ジェーもあり。

ベジタリアンフェスティバルの10のルール

1.期間中は身体を清潔にする
2. キッチン用具を清潔にし、菜食をしない人とは同じ食器を使わないl
3.期間中は白を着用
4.肉体的にも精神的にも行儀よく振る舞う。
5. 肉を食べない
6. セックスをしない
7. 飲酒しない
8. 喪中の人は祭りに参加しない
9. 妊婦は祭りで行われる儀式を見ない
10. 生理中の女性は儀式に参加しない
たとえ観光客でも中華廟に入る際は少なくとも白を着用することを守りましょう。屋台やスーパーで1着100バーツぐらいから買えます。お祭りムードも盛り上がりますよ!

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