
プーケットの地元料理!こんなにユニーク!【麺編】
プーケット料理はマレー、中国、タイの食文化が融合した味!
タイ旅行で本場の美味しいタイ料理を食べることが旅の楽しみの一つになっている人も多いと思います。日本人に大人気のガパオライスは私の中でも1位2位を争う大好物!
タイも日本と同じく南北に長く伸びる国のため、タイ料理と一言で言ってもその地域ならではのご当地料理が存在します。北部のカオソーイ、東北のソムタムやラープ、中部のマッサマンカレーや王宮料理のザボンのサラダ、南部のクアクリン、ゲーンルアンなどが代表的なご当地料理の一つです。
南部タイに位置するプーケット島は、その歴史から他の地域にはない独特の食文化があります。プーケットが錫鉱で栄えていた19世紀〜20世紀初頭、マレーシアのペナンから中国人(その多くは福建省出身者、少数の台湾、海南島出身者)が錫鉱の労働者としてプーケットへ移住してきました。
後に錫鉱事業は終息を迎えますが、中国系移民たちは地元タイ人と結婚をしたり、事業をはじめてプーケットに住み続けました。華僑の持ち込んだ異国文化の典型はシノポルトギース様式の建築。今ではプーケットオールドタウンと呼ばれ、そのエキゾチックな姿が人気のエリアです。それと同時にマレー、中国、タイの食文化が融合しプーケット独特の食文化ができました。
2015年にはプーケットの独特の食文化からユネスコ食文化創造都市に選ばれました。タイ国内旅行者からも注目が集まり、今、プーケット料理が熱いです!
焼きそばなのに汁ダクな福建焼きそば
中国福建省の影響を色濃く受けているのが『福建焼きそば』。エッグヌードルは他の地域にもありますが、エッグヌードルより太い福建麺はプーケットだけで作られている麺です。魚介、豚肉、練り物の入った『焼きそば』ですが、汁ダクなのが特長です。
福建焼きそばといえば、プーケットタウンにあるお店『Mee Ton Poe』が昔から有名で、プーケットに来たらここで福建麺を食べるという旅行者で賑わっています。今ではプーケット島内に支店が3店舗もあり、一番新しいタラン支店は本店よりも綺麗でエアコンも効いてるので個人的には好き。それに本店の混雑具合が味に影響してるのか? タラン支店の福建焼きそばは丁寧に作られている印象と具がタップリ入っていて正直本店よりも美味しいと思っています。
『ミーフンミー』は福建麺とビーフンを一緒に炒めた二刀流焼きそば、これももれなく汁ダク。個人的には、ミーフンミーの方が軽めなので好きです。
昔はカニじゃなかった、ミーフンゲーンプー
『ミーフン ゲーンプー』はカニ肉がたっぷり入ったココナッツミルクカレーを茹でたビーフンに和えていただく麺料理。その昔はカニ肉ではなく鶏肉で作る『ゲーンガイ マーイファン』から派生して、シーフードのカニを入れた今の姿になったようです。ミーフンゲーンプーはプーケット料理として大流行中です。
朝ごはんメニューのパッドミー カドゥックムー
『パッドミー カドゥックムー』は具なしビーフン炒めとポークスペアリブの骨肉茶の流れをくむ薬膳スープがセットになっている朝ごはんメニュー。プーケットでは飲茶屋さんも多く、こちらでは飲茶は朝ごはんです。
プーケット流パッタイ、クイティアオクイ
『クイティアオクイ』はプーケットのパッタイと呼ばれる焼きそば。米粉麺の太麺(センヤイ)をもやし、粉唐辛子、カリカリに揚げた豚の皮で炒め、パッタイほど甘くない仕上がりです。素朴な味わいが昔ながらを感じさせます。付け合わせの砕いたピーナッツ、もやし、ニラを加え好みでマナオをかけて食べるスタイルもパッタイによく似てますが、パッタイよりさっぱり味です。
『クイ』とはプーケットの言葉で”霊”というような意味合いがあって、その昔はこの焼きそばをお供え物にしていたところからこの名前になったという説もあるようです。安価でお腹を膨らますことがができる料理として労働者たちが好んで食べていたそうです。今では昔ながらのクイティアオクイを出すお店は少なくなっています。
プーケット料理はパトンビーチでも食べられます。パトンで食べるプーケット料理
文と写真:ニグジャー プーケット在住。屋台のラーメン、タイ料理から各国料理まで。美味しいものに出会えた時が最高にハッピー!nigujaaでインスタグラム更新中。







