シミラン諸島の魅力とアクセス方法
プーケットの北西約100Kmのアンダマン海上に浮かぶ9つの島からなるシミラン諸島。周囲を約140平方キロメートルにわたって海洋国立公園に指定されています。世界中からダイバーが潜りに来るダイナミックなダイビングポイントとして有名です。風の影響により乾季の間しか行くことができないというのも、ダイバーを引き付ける大きな魅力となっています。
船から海をのぞいても水深30mはラクラク見ることができ、吸い込まれそうなクリスタルブルーの海。船の回りにはエサを求めて色とりどりのトロピカルフィッシュが集まってきます。さて、海の中はといえば色鮮やかなサンゴ礁のポイントからビックリするほどドデカイ奇岩が横たわるポイント、大物の回遊魚に出会えるポイントなど地形も魚の種類もバリエーションに富んでいます。
休憩タイムはまるでパウダーのようにサラサラな白砂のビーチに上陸してのんびり。海と空と太陽と、ただただ美しい自然にみとれることしばしば。人間、ホケてしまいます。ダイビングトリップはダイビングボートに宿泊しての3~4日間のクルーズが主流で、各島のポイントを潜りながら移動していきます。
白砂のビーチでリラックスタイム@ナンバー4(ミアン島)
乾季の間、日帰りツアーを組んだスピードボートがプーケットから車で約2時間にあるパンガー県タプラム港より運行しています。シミラン諸島までは片道約1時間30分。船はNo.8とNo.4とよばれる島に着いて、ツアー客は上陸して昼食を取ったり、島を探検したり、ビーチでのんびりと、リラックスタイムを過ごします。ツアーによって違いますが、全部で4ヵ所ぐらいのビーチやスノーケリングポイントを巡ります。
かつては宿泊施設もあったNo.4と呼ばれる島。白砂のビーチに、所々巨岩が目立つ、リラックスには最高のビーチです。インスタ映えもするので、上陸するや撮影に余念のない人も多い島です!
絶景とオオトカゲにも出会えるナンバー8(シミラン島)
多くのボートが停泊しているナンバー8がシミラン島。多くのツアーがここで昼食を取ります。ビーチの奥に林があり、そこにテーブルがセッティングされています。ナンバー8を象徴するセイルロックに登ってみれば、絶景が見渡せます。
ランチタイムを過ごす林の中。トイレもわりときれいです。ツアー客の周りをノシノシ歩く大トカゲもいます。これ、触らないこと!みんな恐ろしがって足も上げていますよ!なにもしなければ特になにもしない様子。
このオオトカゲ、何匹かいますよ! 野生だけど、人慣れしているようです。
一休みしたら、スノーケリングに行ってもいいし、セイルロックに登ってみるのもおすすめです。徒歩10分ぐらいで、上まで階段がありますが、結構急な上りです。途中、鳩の一種である、ニコバーピジョンと呼ばれる美しい鳥や珍しい植物も見られます。写真は下りてきた人たちです。
ハイ、頂上です!下にナンバー8のビーチが見えます。
下はちょうど裏側になる風景。大きな岩の上にいるのでスリルもちょっとアリ!