
アンダマン海に囲まれたプーケットに来たなら、絶対シーフード!タイのシーフード料理としては最も有名で、日本人大好き!という料理がこのプーパッポンカリー。渡りガニのカレー炒めです。蒸したワタリガニをポンカリーと呼ばれる辛くないカレーパウダーとふわっと卵で炒めています。
元々は名前のとおり、カニをカレー粉で炒めただけのシンプルな料理だったそうです。それをバンコクの中華料理店『ソンブーン』が、家族用に卵を入れて作ったら好評で、それを店に出すようになったとか。それが人気を呼び、現在のプーパッポンカリーとなったそうです。
一緒にクンチャイ(中国セロリ)、玉ねぎが加わり、ナムプリックパオという甘辛味噌オイルが味付けに加わります。新鮮で甘みのあるカニに、カレーの風味ととろっとした卵が上手く絡み合って、ご飯もすすむ、すすむ、の料理です。カニは手づかみで!
2016年の日本エスニック協会が発表する「今年ブームが来るエスニック食」ランキングで、「プーパッポンカリー」は第1位。日清からはプーパッポンカリー味のカップヌードル、セブンイレブンでもレトルトカレーで発売され、人気の度合いがわかります。
本場タイで是非食べてみて下さい。写真のように殻付きが豪華で見た目もいいのですが、殻が面倒くさいという人は『ヌアプー パッポンカリー』とオーダーすれば、身だけででてきます。ソフトシェルクラブのパッポンカリーも最近人気のようですよ!
写真のプーパッポンカリーはプーケット・パトンビーチのバーンリムパ。