プーケット最大のエンターテイメントスポット
プーケトの地方紙の調査によると、バングラロードは観光客が行ってみたい場所のトップランクに入っている。パトンのほぼ中心、ビーチ通りと200peeロードをつなぐ道で、プーケットナイトライフの総本山。いくつもの小道が枝分かれして、そこに無数のカウンターバーやゴーゴーバーなどが軒を連ねている。各小道(ソイ)には名前が付けられていて、オカマバーのソイや、エアコンがあるソイ、ボッタクリが多いといわれている怖ろしげなソイもあるらしい。
夜8時ともなればこの道は観光客で溢れかえる。様々な客引きや物売りに声をかけられながら、この道を歩くことになる。特に男性は声かけられぱっなしでかなりいい気分になるようだ。店の入口で、デモンストレーションでセクシーダンスを踊るスタイル抜群の女の子。コミカル路線のオカマトリオが踊りながら、客に向かって野太い声で『アイ ラヴュー』などと言って笑わせている。さらに夜も深まれば、キレイ系オカマが華麗な衣装で道端に立ち、客引きも兼ねて観光客と記念撮影。もちろん、チップを支払って撮らせていただくことになる。
考えてみれば、ただ歩いているだけで、ちょっとしたエンターテイメントが見られる所って、そうそうないかもしれない。最近は、マジック&ダンスのショーがオープンしたり、ソイを入った所に小ぎれいなショッピングアーケードやホテルのルーフトップに小洒落たバーなどもできて、楽しむ幅も広がってきた。
タイ人に人気のタイガーディスコで有名なタイガーグループは新しいバングラのアイコンともいえるカウンターバーコンプレックスをオープン。数頭の虎のオブジェが一際目を引いている。夜も深まれば深まるほど盛り上がり、バングラは眠ることを知らない通りだ。