オールドタウンはプーケットで一番最初にできた道、タラン通りを中心に、パンガー、ラノン、ヤワラート、ディブック、クラビー通りといったエリアを指します。狭いエリアなので、徒歩で観光することができます。
プーケットが錫の採掘で栄えた19~20世紀初頭に建てられたシノポルトギース様式のショップハウスや邸宅がその象徴。その担い手となった中国からの移民は地元民と結婚してババと呼ばれ、中国やマレーシアなどと混じり合ったユニークなプーケットの文化を生み出しました。
プーケット名物の福建麺やロバと呼ばれる豚の臓物料理、イスラムのパンケーキ・ロティなどは、その一端。最近は昔ながらの建物を利用したカフェやレストラン、お土産屋、ゲストハウスなどが次々にオープンし、観光ポイントとして多くの観光客が訪れています。路地や建物にはストリートアートが描かれ、それを探しながら記念撮影してSNSで楽しんでいる人も多いようです。
毎週日曜日の夕方からはタラン通りでナイトマーケットが開催され、美しくライトアップされた古い街並と、チープにグルメやショッピングが楽しめるということで、観光客にも地元にも大人気。ビーチとは一味違う、プーケット体験ができますよ!
オールドタウン観光の中心タラン通り
より日常生活を感じるパンガー通り
パンガー通りは美しいシノポルトギース様式のKバンクや歴史あるオンオンホテル、ハードウエア系の店、ギャラリーなどもあり、タランロードとはちょっと違う趣があります。路地にある中国寺への狭い参道は、どこか懐かしさを感じる雰囲気。立派な時計台がある旧銀行の建物(最近リノベーションして色も塗り直し)などもあります。