在島7年、ゴルフ歴50年のMさんにプーケットで楽しむゴルフの魅力についてお聞きしました。
最初の年は1日おきにゴルフに。年間180ラウンド。奥様とビーチに行くか、ゴルフに行くかという生活を送ったそう。奥様は他に何もすることないしね、と笑いながらおっしゃっていました。『ぼくは日本では一度もゴルフを楽しいと思ってやったことがないよ。いつも接待ゴルフだった。プーケットでは気楽な気持ちでゴルフができる。それに景色がいい。ここで初めてゴルフをやったという人も結構多いですよ。』
まず、日本の場合は追い抜かしはできないが、こちらでは、どうぞお先にとできるので、自分たちのペースで楽しめる。日本は9ホール回ったら、そこで食事休憩。忙しくご飯を食べてまた回るということが多い。こちちらでは途中休憩はないが、コース各所にお茶屋があるので、そこで休んで飲んだり、食べたりできる。中にはお茶屋ごとにビールを飲みながらプレイしている人もいますよ(笑)
また子供も気軽に一緒に回れる。我が家は家族会員になっているので子供たちも10歳で一緒にコースにでましたよ。遊びに来た友人は50の手習いで初めてプーケットでゴルフをしました。すごく楽しんでくれた。プーケットでは誰でも気楽にプレイできるんですね。
ブルーキャニオンのメンバーですが、あそこは名門コースではあるけれど、日本のように堅苦しいマナーはない。襟付きシャツに半ズボン。ただし、ジーンズは禁止。男性はクルブシまであるソックス(かな?)、女性はそうでなくてもOK。おしゃれな外国人のメンバーが多いですよ。
プーケットの各ゴルフコースについてMさんの感想をお聞きしました。
まず、ブルーキャニオン。設計者は日本人だが、日本にはないぐらい非常に難しい。キャニオンコースは広々としてきれい、まるで絵のような風景が広がっている。上手い人には上手い人なりに難しいらしく、みんな必ずもう一度やりたいと言いますよ。下手な人はレイクコースの方が楽しめると思う。ただし、池が多い。
ロックパームはやさしいコースですね。ミッションは世界各地にある名門ゴルフコース。ただ、プーケットはそんなに敷居が高くないようで、メンバーシップもない。本当に海のそばでできるコースがあって気持ちいい。ラグーナは難しくないけど落ち着いた雰囲気のいいゴルフコースだと思いますよ。
最後に芝について。こっちは芝が日本と違いますね。日本の芝はラフに入っても、ボールが芝の上にパッと立って打つことができる。こっちは芝の中に入ってしまう。日本の芝のがやさしいですね。プーケットカントリーの芝は日本に似ているかな。(2011年10-11月号)
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