パトンビーチは名実ともにプーケットのメインビーチ！

パトンビーチは、プーケット島の西海岸に位置し、長さ約3キロ、名実ともにプーケットのメインビーチです。プーケット空港から車で約50分ほどのロケーションにあり、1泊数百バーツのゲストハウスから5スターホテルまでが建ち並び、その数でも他のビーチを抜きん出ています。

ビーチは遠浅で、小さな子どもでも安心して遊ぶことができますが、雨季にはかなり波がたつので十分注意しましょう。ビーチで楽しめるのは、ジェットスキーやパラセイリング、ウインドサーフィン、タイマッサージなど。アクティビティはビーチに料金が貼りだされています。以前のように法外な値段を言われることもなくなりました。ただ、ジェットスキーなどは安全運転で楽しみましょう。

最近はビーチ各所にブランコなどが設置され、インスタ映えする撮影ポイントも多数あります。ビーチチェアのゾーンと禁止されているゾーンに分かれています。人が多いといわれるパトンビーチも、場所によっては静かなエリアもあります。長い海岸線ですが、歩いて自分のお気に入りの場所を探してみるのもおすすめです。

パトンにはビーチと並行に走る大きな道が4本ある。

①タビウォンロード-Thaweewong Road-ビーチロード

土産物店やレストラン、ホテルが所狭しと並んでいます。パトンビーチは地形上、オン・ザ・ビーチのホテルは少なく、老舗のインピアナ・リゾート&スパ・プーケットとラ・フローラ、パトンベイガーデン（現在全館建て替え中）がオン・ザ・ビーチとなります。老舗シーフードレストランとして有名なサボイ・シーフードや、老舗のディスコ・バナナディスコがあるのもビーチロード沿い。

②ラチュティットソンロイピーロード-Rat-U-Thit 200 Pee Road

ビーチロードから並行して走る２番めの道。これは1本の道ですが、サイナムエンの交差点から北がラチュティットロード、南がソンロイピーロートの名称になります。大型ショッピングセンター・ジャングセイロンはソンロイピーロート沿いにあり、ロビンソンデパートや各種専門店、タイマッサージやフットマッサージ、レストラン、アカリコを始めとする土産物店、映画館、ボーリング場、銀行など、雨季でも安心して1日楽しめます。現在ショッピングの中心はジャングセイロン。繁華街のバングラロードもすぐなので、常に人で賑わっているエリアです。

③通称ソイタン-Pagmuang Sai Kor Road

ジャングセイロンの裏手になります。多くのコンドミニアムや中級のホテルが建ち並んでいます。バンザーン市場やムエタイがみられるのもこの道沿い、。

④ナナイロード-Nanai Road

パトンの丘に沿って走る、ビーチから最も離れているのはナナイロード。ビーチロードやラチュティット・ソンロイピーロードが一方通行であるのに対し、ナナイは両方通行のため、かなり混み合います。市場や小さなレストラン、商店、ゲストハウスなどが建ち並び、地元の人達が行き来するエリアとも言えます。日本人オーナーのナナイヴィラはナナイロードを少し入った静かなか環境にあります。

観光客が訪れたい観光スポットナンバー１のバングラロード

パトンビーチで忘れてならないのはバングラロード(Bangla Road)。ナイトライフを楽しみたい方にはここを抜きには語れません。女性でも安心して楽しめるバーからガールズバー、ゴーゴーバー、オカマバー、土産物店、両替所、フットマッサージなどなど、最も賑わうエリアです。パトンのほぼ中央、ビーチロードとソンロイピーロートを結ぶ、ビーチに対して直角に走る道です。

公園もあるのどかなビーチ北側は地元民の憩いの場

北側はロマパークと呼ばれる公園があり、ビーチでのイベントはよくここで開催されます。公園もあるため、地元民が多いのも北側。のんびりとした雰囲気があります。夕方からは遊歩道に屋台がちらほらでてきます。ロマパークの向かい側には小さな市場があり、フルーツやスナックなどが売られています。

日本人ツーリストに人気のダイヤモンドクリフリゾートやノボテルはビーチロードから北にカリムビーチ方向へ行く坂を上がったところです。

最近はここに大きなブランコが設置され、インスタ映えすると、観光客にも人気です。入れ替わり立ち替わり、みんな写真を撮っています。

ソンテウの発着所と桟橋があるビーチロード南側（パトンメルリン前）

ビーチ通りのパトンメルリンの前にはタウン行きのソンテウ（ローカルバス）の発着所があります。すぐそばにはオーシャンデパートもあり。ビーチロードの最南端にアマリコーラル・ビーチリゾートがあり、さらにそこから山を上って、車で7分ほどにあるタイトランビーチにはメルリン・ビーチリゾートがあります。メルリンビーチは現在工事中で、マリオットになるそうです。

現在はパトンビーチは政府のビーチクリーンアップにより、指定されたエリアにパラソルが置かれていますが、チェアはありません。このクリーンアップは賛否両論がありますが、パトンの場合はビーチ自体が不便になっても、道を渡ればいろいろな店が軒を連ねているのでさほど不便は感じないかもしれません。