
プーケットの伝統的結婚式-ババウエディング
19世紀初頭、プーケットに栄えた中国系マレーの文化。その文化保存を目的に、今年もタウンで伝統的なウエディングセレモニーが催される。
プーケット19世紀初頭、プーケットは錫の交易によって栄え、中国系マレー(ババ)と呼ばれる人々によって町が発展した。最初にババたちが店を開き、商売を始めたのがタウンのタランロード。この周辺は、その歴史の名残をもつオールドエリアとして、また観光スポットとしても人気を呼んでいます。
今年で3回目となる一般のカップルを募集してのババスタイルウエディング。今年も6月10~11日に催されます。11日にはタラン通りをパレード。ババスタイルの結婚衣装に身を包んだ新郎新婦、昔ながらのババの結婚式スタイルが披露されます。親族が着用しているバティックにレースのブラウスもババの伝統的衣装。ステキなビーズのサンダルをはく。プーケットの歴史の一端に触れられるイベントの一つです。
ババウエディング プーケットタラン通りではこのババの伝統衣装やバティックなども種類豊富に売っているので、見物がてら店を覗いてみるのも楽しいと思います。(2011年6-7月号)