タイのトロピカルフルーツ

プーケットも雨季にはいりました。雨季はフルーツのシーズンでもあります。彩り豊かなトロピカルフルーツたちが店頭に並びます。まずは乾季の終わりの4月から雨季の入りである5月が旬のマンゴー!アイスクリームショップやレストランではマンゴフェアーが例年開催され、次いで果物の王様ドリアン、女王様のマンゴスチン、ランブータンなど代表的な果物が続々とと出てきます。

今回は日本では見かけない珍しいフルーツや人気のフルーツを紹介します。また、ドリアンがホテル持ち込み禁止は知られていることですが、マンゴスチンも禁止のホテルがありますので気をつけて。

タイには50種類以上のマンゴーがある

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タイ名はマムアン。タイには50種類以上のマンゴーがある。4~5月ぐらいに一番出回っているが、1年中食べることができる。日本にも輸出されている『花のしずく』と呼ばれるナムドクマイは熟すまでは酸っぱ味があるが、熟すと外側に蜜がでてきて、水々しく上品な甘みと香りが楽しめる。トップシーズンでは糖度24度を記録したこともあるそう。上の写真は左二つがナムドクマイ。熟したものと未熟なもので、それぞれ店頭に並ぶ。一番右側の青いマンゴーはキヨウサワイ。旬は2月~5月上旬。

その他、日本に輸入されているマハチャノ種もよく見かける品種。細長でややオレンジがかった色をしている。プーケットのスーパーマーケットではナムドクマイよりも高いが、甘みが平坦という感想。平均糖度は15度。生食用だけでなく、近年はコンビニエンスストア等で加工用としての使用も増えているそう。旬は3月~6月。
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熟しても青いままの青マンゴーもあり、中でも人気なのがキヨウサワイ。見た目と違い、酸味はほとんどなく、さっぱりした甘み。他の青マンゴーは超酸っぱいので要注意。食べ方も唐辛子と砂糖で作ったディップなどをつけて食べたり、ソムタムなどにして食べる。青マンゴーが並んでいたら、一番高いのがキヨウサワイと覚えていれば間違い無し。
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 果物の王様ドリアン。2017年は豊作

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固く厚いトゲのある皮の下には通常5つの房があって、個々に黄色い果肉が入っている。クリーミーで濃厚な甘味とほのかな酸味は絶妙だが、その特有の匂いで、好き嫌いがはっきり分かれる果物。

ドリアンにも幾つか種類があって、一番人気はモントーン種。さらに高級なガーンヤオ(これはプーケットでは見かけません)、細長のチャニーや、丸くて強烈な匂いがあって、果肉は柔らかいドリアンバーン(家の前などで売られていることも多い)などがある。モントーンは品種改良されたもので、その匂いもドリアンバーンよりはかなり抑えめ。

ドリアンは食べると胃の中で発酵するため、アルコールと一緒に取るのは厳禁。食べる時は水分を一緒に摂取することも大切。編集部は水分も取らずに6~7粒一気に食べたら、その後の胃での膨張感が半端なかった。その後、水をガブ飲みしたという経験あり。

マグネシウムやリン、ビタミンB1が豊富に含まれているので、高血圧防止や疲労回復にもいいとされている。ただしカロリーが高いので要注意。最後に気になるお値段だは、走りはキロ150バーツぐらいでで始まったが、今年は豊作らしく、ついに100バーツを切りましたよ~。最後にドリアンはホテルへの持ち込み禁止が一般的です。

果物の女王マンゴスチン

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タイ名はマンクット。厚い皮の下には、写真のように数個に分かれて甘酸っぱい白い果肉が付いている。皮が黒っぽくなったものが甘い。大英帝国の時代、ビクトリア女王の好物だったことから、果物の女王の称号を得たともいわれている。

果皮に含まれる赤い色素は染料にもなり、手や服に付くとなかなか落ちない。そのため、ホテルによっては持ち込み禁止の所もある。また果皮には、ポリフェノールの一種であるキサントンが豊富に含まれているため、基礎化粧品にも利用されている。マンゴスチン石けんは現在もタイのおみやげとしてベストセラーのひとつ。

タイ国内産地は東部地域(ラヨーン、チャンタブリ、トラート県等 :シーズン4~7月)、南部地域(チュムポン、スラタニ、ナコンシータマラート県等 :シーズン:7~9月、12~1月)となる。 (タイ国貿易センターサイトより)

世界一大きい果物ジャックフルーツ

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タイ名はカヌン。重さ30キロ以上になるものも珍しくない。表面には小さなトゲトゲがあって、見た目は少しドリアンにも似ている。独特な甘く濃厚な香りを放つ。それに反して果肉はツルッとしていて、食感はグミをもう少しサクッとさせたよう。揚げたお菓子もあり、屋台で売っている。ベーターカロチンが豊富。

ランブータンは激安感たっぷり

マレー語の「毛」を意味するランブートからその名がついたといわれているランブータン。タイ名はンゴ。鮮やかな赤い皮には柔らかいトゲトゲが付いている。大きな種に半透明の果肉がついていて、クセのない甘さは万人受けする味。ただ果肉は種からの離れが悪いため、渋皮が口に残るのがイヤ!という勝手な地元民の声もあり!

旬には、道端にランブータンを満載した車の姿もよく見かけ、安いので袋いっぱい、約3キロで買うのが普通。キロ20バーツを切る。激安なのもランブータンならでは。旬は5月~8月ぐらい。

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ラムヤイ 食べだすと止まらない経験あり!

茶色の薄い皮を剥くと中に甘くジューシーな半透明の果肉がある。とにかく甘い!酸味なし!このラムヤイは枝付きで買うが、食べだすと止まらなくなる経験ありの人も多いのでは?果肉や果皮を含めて乾燥させたものは漢方薬としても有名で滋養強壮効果がある。「大きくつややかな瞳になれるので女の子に食べさせると良い」という言い伝えもある。タイ北部が生産地で5月~8月ぐらいが旬。蜂蜜の花にも使われ、ロンガン(英名)ハニーはタイでポピュラーな蜂蜜。個人的には甘さのなかに僅かな苦味を感じる。
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ドラゴンフルーツ 強烈な見た目とは正反対の味!

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タイ名はゲーオマンコン。サボテン科の果物で、果皮が竜のウロコのように見えるためドラゴンフルーツと呼ばれている。ピタヤとも呼ばれている。プーケットでよく見かけるのは果肉が白のもので、なかにゴマのように種が入っている。かなりあっさりとした甘み。赤い果肉のものはゲーオマンコンデーンと呼ばれ、もっと甘みが強い。値段も白より高い。カリウムが豊富なので、体内の塩分の排出を促す。味の濃いタイ料理を食べたあとのデザートとしてはお口もさっぱり、胃もさっぱりとしてくれる。食物繊維も豊富で、特に果肉に含まれるゴマ状の種が腸に働きかけて便秘に効果あり。
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サラ チクチクトゲいっぱいの皮!

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サラカヤシの果実でスネークフルーツとも呼ばれている。トゲトゲした細かい毛が生えた皮に包まれ、果肉は甘酸っぱく、クセのある味。実の付け根の方から皮をむくと簡単に螺旋状にむける。スーパーなどでは剥いたものを売っている。オレンジ色の果肉がやや茶色くなっているぐらいでちょうど食べ頃。
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(2017年5月)

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